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 Changes
私たちの変化

■ニャンブリ小学校の子どもたちの変化

2017年に初めて訪問した際、ニャンブリ村の人たちは外国人と会うことが初めてでした。最初は怖がり、泣き出してしまう
子どももいました。しかし、自分達と同じようにニャンブリ村で生まれ育ちながら外国人向けに堂々と仕事をしているポール(TOFAの現地メンバー、タンザニア人)の姿を見て、今まで知らなかった外国人と接して、「自分も勉強すればもっと色々な
可能性が広がるのではないか」と感じてもらうことができました。

実際に、その後ニャンブリ小学校の子ども達は勉強を頑張り、2年連続で国内トップの成績を収めたとして国から表彰を受け、
新校舎設立のための建築材を寄贈されるに至っています。

【寄贈されたマテリアルで建設した新校舎】
​色がついていてかわいいですね

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【女子トイレもできました】
これまで共用だったトイレ。
​待望の女子トイレも建設できました。

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■ニャンブリ村の大人たちの変化

私たちが訪問する以前、保護者達は子供の教育にはそれほど関心がありませんでした(むしろ、生活のためや、女の子は下手に知恵を付けると婚期を逃すなどの理由から学校に行かせたがらない親もいました)。しかし、ポールの姿を見、また子ども達が毎日楽しそうに学校に通う姿を目の当たりにし、教育に対する意識が高まっています。その結果として、子ども達が学校で使用する机や椅子を手作りしたり、校舎の修繕をしたりと、子ども達の教育環境の改善に積極的に関わるようになりました。

【学校に集まっている親御さん達】
​校舎建設の材料を運んできたり、先生の建屋を作ったり、自発的に教育環境を整える動きが出てきています

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【建設中の先生用建屋】
親御さんたちが自らの手で先生用の建屋を作ってくれています
​※生活環境が整っておらず、教師が定着しないという課題に対して改善を図っている

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■日本から現地訪問をした方々の変化

これまでに現地を訪れた日本の子ども達は、タンザニアの雄大な自然や太古の昔から繰り返されてきた野生動物たちの営み、
物質的に恵まれていなくても逞しく生きるタンザニアの子供たちの姿を目の当たりにし、これまでになかった新しい視野・視点を得ています。それらを通して、10日間程度のわずかな期間にもかかわらず、随分と逞しく成長するきっかけとなっています。

また、大人たちも、日常のしがらみや様々な制約から解放され、自分自身として存在することを経験することで、体調面も
マインド面も驚くほど元気になっています。

【歓迎のダンス】
​一緒に踊ります。が、現地の人ほどリズムが
上手くとれません・・・・

【現地の生活体験】
​昔ながらの作りの家の中を見せて頂きました

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■講演会に参加した(日本の)子供たちの変化

今まで全く知らなかった国の状況を知り、また、日本よりも発展が遅れていると思っていた国が、一部領域(環境保護活動
など)においては日本よりも進んだ取り組みをしていることなどを知ることを通して、自分たちの置かれた環境に対する感謝やより広い世界を知りたいという意欲を持ってもらっています。

【プラスチックバックは全面禁止】
​2019年からプラスティックバックは使用も持ち込みも全面禁止になっています。タンザニア国内は全て不織布バックに変更されていました

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【森林伐採を防ぐ動きも】
​昔ながらの家は木材の伐採につながるため、ブロックを作り、それで家を建設する動きが出てきています

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